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ブルーグレーの夜明けに君を
作詞：田久保真見
作曲、編曲：YUPA
歌：那岐（宮田幸季）
遙かなる時空の中で4～朝露の書～

君のためなら　僕は消えてもよかった
跡形(あとかた)もなく　海に消えてしまいたかった
ブルーグレー(bluegray)の夜明け　砂浜(すなはま)にひとり
引(い)き潮(しお)が今　あの日をさらうよ

さらさらと指の隙間(すきま)　砂(そな)が落(お)ちても
君の手のぬくもりはそう　優しく残(のこ)る

僕に関(かか)わる人は　喪失(うしな)うだけと
きっと　無駄と
全部　拒絶(きおぜず)していた　日々よ

君のためなら 僕は消えてもよかった
跡形(あとかた)もなく　海に消えてしまいたかった
ブルーグレー(bluegray)の夜明け　砂浜(すなはま)を歩く
波音(なみおと)が今　あの日を眠らす

ありふれた子供だまし　みたいだけれど
ナギ(なぎ)の葉(は)を君に一枚　不意に渡した

ふたり離(はな)れ離(ばな)れに　なりはしないと
そっと　信じた
二度と　失(な)くしたくない　夢よ

君のぬくもり　僕は抱きしめたかった
何も言わずに　深く抱いてしまいたかった
ブルーグレー(bluegray)の日々に　光が差(さ)し込(こ)む
君の笑顔が　心を照(て)らすよ

…ずっと自分に　嘘をついてた
やっとわかった　君に出逢って…

傷つけたこと　わざと突(つ)き放したこと
それでも君は　僕の手を離さなかった
ブルーグレー(bluegray)の夜明け　涙がこぼれた
引(い)き潮(しお)が今　あの日をさらうよ

～終わり～